「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」(神威岬)

さて、先日、神威岬に行ってきた時のお話を。

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積丹半島には代表的な美しい景観を持つ3つの岬があります。その一つが「神威岬」(カムイみさき)です。先端に点在する岩と直立する神威岩を間近に望む所まで遊歩道「チャレンカの道」があり美しい眺めを楽しみながら散策ができます。駐車場から遊歩道を右方向に進んだ高台からは右に、水無しの立岩が、そして左手には起伏に富んで長く続く神威岬の景観が望めます。
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岬の付け根にある駐車場から先端部までは尾根沿いに整備された遊歩道(強風時は立入禁止)で徒歩20分から30分ほどですね。先端部は岩山がそのまま海へ落ち込んでいくような状態になっており、沖には神威岩という岩礁があります。


神威(カムイ)とはアイヌ語で「神」を意味する言語です。
この付近は古くから海上交通の難所として知られていました。
神威岬の伝承(アイヌ伝承)ではこんな話も。
『神威岩伝説』
奥州からひそかに逃れた源義経は、日高、平取の首長のもとに身を寄せた、その後、首長の娘チャレンカは義経を強く慕うようになったが、義経は北へ向かって旅立つ事に。後を追ってチャレンカも神威岬までたどり着ついたけど、既に義経一行は出帆していて、チャレンカが大声で叫んでも折からの強風にかき消されて届かず悲しみにくれたチャレンカは、「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」という恨みの言葉を残して海に身を投げてしまう。その姿がやがて岩と化したと言い伝えられているのが神威岩です。以来、女性を乗せた船がこの沖を過ぎようとすると必ず転覆したため、神威岩はかつて女人禁制の地となっていました。

まあ、そうはいっても、現実は、和人が岬から奥地へ定住することで、ニシン漁を始めとした権益を損なうことを恐れた松前藩による規制と考えられていますがね。
1855年(安政2年)に蝦夷地一帯が幕府直轄下におかれると女人禁制は解かれ、奥地への定住が進んでいったそうです。
また、日露戦争時にはロシア艦隊の来襲に備えて監視所が設けられていたことも。

軍事地理学的にも、地政学的にも重要な場所の一つではあります。


そんな場所なんですけど、風光明媚な環境、観光客が絶えない人気スポットでもあります。


こういった場所での撮影は、夜明けとともに撮影www
観光客が岬に着く前に、ダッシュwww




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・・・女人禁制の地で撮るなんて、なんて罰当たりな・・・・
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「此処はとてもいい景色だわ。素敵ね。女人禁制?何をいまさら言ってるの?そもそも、ここが女人禁制の地だったのって、いつの話なの?こんな素敵な景色を見せる為に貴方は私を何処にでも連れて行くんだって言ったでしょう?」

・・・・はい、そうでしたねえ・・・・気に入っていただけたのならば、イイケド
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すごい景色

たむくまさん、こんばんは^^
積丹…まだ、岩内に行くのに、内陸部経由でないとならなかった時代に行ったっきりです
女人禁制でも、きっと観光客もお構いなしに訪れているでしょう

神威岬は好きですよ(^^♪

どういたしまして(^^♪

過去に何度か女性を連れて行ってます、まあ、その程度の認識ですwww
私はほっておくと勝手にどこにでも出かけるビョーキなのですよwww
娘は強制連行www

楽しんでいただければ幸いです♪
プロフィール

たむくま

Author:たむくま
たむくま日記へようこそ! ドール関係の記事を書いております。 DD雪ミクと、SD娘との日々日常を徒然なるままに(*´ω`)

試される北の大地にて、人生を楽しく過ごしてます(笑)
此処に立ち寄られた方が愉しめていただけたら光栄至極です。

LOVE LOCAL HOKKAIDO~
北海道観光に欠かせない「初音ミク」、特に「雪ミク」を応援しています。

職業冒険者。前人未踏の地(ドール)の秘境ハンターですww
料理が好き。身体を鍛えるのも好きなオッサンです(*・∀・*)ノ
マラソンやトレイルマラソン参加してます。
でも、サブカル好きでボカロ廃でドール沼です(笑)
ドール秘境撮影隊です、エクストリームドール撮影を提唱してます。冒険大好き、秘境が私を呼んでいる。自称スプリガン、今日も山野が私を呼んでいるwww

ドール関係の記事を掲載しますので、否定する方は回れ右でwww

Twitterはこちら  @tamukuma5028
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